インナーチェンジングセラピー
インナーチェンジングセラピーとは、内側から変わるカウンセリングです。ここでは以下の「5つの理論」をベースにしてカウンセリングをおこなっています。
感情処理法
感情処理法は、たまった不快感情そのものを処理していく手法です。私たちは頭ではわかっていても変えられないことが多くあり、また自分では気づかないで自分の感情を抑えていることもあります。
これらが溜まっていくと大きなストレスを感じ、さらに心身の不調や考え方にも影響を及ぼしていきます。
理屈よりも、嫌な気持ちそのものをスッキリさせていく感情処理法は、感情表出の苦手な日本人に合う実践的で効果的な方法です。

愛着のカウンセリング
愛着のカウンセリングは、精神科医との研究により考え出されたもので、感覚から安心感を醸成していくという新しい手法です。
言語を中心とした通常のカウンセリングでは改善の難しいクライアントの、愛着の問題の改善を目指したものです。まだ言語がわからない頃に肌で感じる必要があった安心感の形成を図ります。

交流分析
日本では最もポピュラーな心理理論のひとつであり、目に見えない人の心は何でできているのか、その心はどのように動いているのか、また、私たち人はこの世に生まれてきて、どのように成長発達していくのかをわかりやすく解き明かしたものです。
専門用語をなるべく使わないわかりやすさから、教育・医療・産業の様々な分野で活用されています。
この理論をベースにその人の問題を見立てていきます。そのためにクライアント側も、自分の問題や今の状態を理解することができます。

人格適応論
人格適応論では、人には6つの人格的特徴が見られ、各適応タイプにはそれぞれ効果的な人間関係の深め方があると考えられています。
それを活用することにより、相手とよりよい関係を築くことができるだけでなく、ミスコミュニケーションを回避することもできます。
職場・家族・友人といった周囲の人々との人間関係の改善に役立つものです。

認知行動療法
認知行動療法は、不快感情を生み出してしまう歪んだ考え方を修正する。また、問題行動にアプローチしそれを修正していく手法です。
不快な気分の裏側には必ず歪んだ考えが何故変わらないのか、その根本の問題までアプローチし、解決を目指します。

話を聞いてほしいからカウンセリングに

誰かに話を聞いてもらいたいというぐらいで、カウンセリングルームの扉を叩いても良いのかしら



もちろん大丈夫ですよ



でもうまく伝えられるか心配で...



うまく伝えようとしなくて大丈夫です
ゆっくりお話を聞かせてくださいね
カウンセリングというと「うつ病などの心の病気や、重い悩みを抱えた人がうけるもの」というイメージを持ちやすいかもしれません。そのために「誰かに話しを聞いてもらいたいという程度のことでカウンセリングルームの扉をたたいてもよいのだろうか」と躊躇してしまう方もいらっしゃいます。
しかし、私たちは何かの問題に直面したとき、どうすればそこから抜け出せるのか、どうすることが正しいのかわからなくなることがあり、そしてうまく問題をクリアできないときには、“こころ”がつらくなり、落ち込んでますます問題が乗り越えにくいものに思えてしまうことも少なくありません。





病気やケガならすぐ病院に行くけれど、心のことを話すのって抵抗があるわ



悩みを人にお話しするのは勇気が要りますよね



そうなんです。バカにされたり、私が悪いとか責められないかが不安で...



そのように不安に感じていることを教えてくれてありがとうございます
初めてのカウンセリングや初めて会うカウンセラーにも緊張しますし、このカウンセラーに悩みを打ち明けても「そんなことぐらいで」とバカにされないだろうか、「あなたが悪い」と責められないだろうかと不安になる方もいらっしゃいます。
決してバカにしたり、責めたりしませんので安心してお話ください。


早めにケアをするということは、こじらせずに済むということにも繋がり、早く気持ちが楽になるということにもなり得ます。
「症状が軽い内にかかりつけのお医者さんに」と同様に「誰かに話しを聞いてほしいからカウンセリングに」というぐらいの気持ちでいたほうが解決への近道かもしれません。
“こころを楽にする”お手伝いをクライアントさんと一緒に行っていきます。
内面から変わる・性格を変えるセラピー
ここで行っているカウンセリングでは、私たちの性格というのは生まれつきのものではなく、生まれてから育っていく環境の中でいろいろな体験をしながら、一つ一つ決めて作られていくと考えています。
もちろん生まれついてのタイプや資質のようなものはあると思いますが、その資質がどんなふうに伸びていくかはその後の環境の影響が大きいと考えます。



私はつい人に合わせてしまって...
自分はいつも我慢をしてしまいます
例えば、「つい人に合わせてしまって自分はいつも我慢してしまう」という人がいるとします。けれども、そんなことを思いながら生まれてくる赤ちゃんはいませんよね。
ではなぜそう思ってしまうのでしょうか?



その感覚はいつぐらいからありますか?



子どもの頃からあるような気がします
それは、私たちは育っていく中でこのような思考・感情・行動のパターンを「決断」していくのだということが考えられます。



子どもの頃から馴染みのある感覚なのですね



そうですね、ずっとこの感覚はあります
もしかしたら、「お母さんがいつも大変そうで、いつのまにか自分が我慢するようになっていた」のかもしれないし、「お母さんに嫌われたくなくて合わせるようになった」のかもしれません。
そうやって私たちは生まれてから現在までの間にたくさんの経験をし、一つ一つ決断をして今の性格を作ってきたと言っても過言ではないのです。



これまでそうやって、ご自分を守ってこられたのですね
決断は自分自身でしたものです。
自分でしたものだから“自分で手放せる”… というのが、ここでのカウンセリングの基本的な考え方です。
確認事項


内容
- カウンセリングでは医学的またはお薬に関するアドバイスは行いません。
- カウンセリングの時間以外のメールや電話による連絡は取りません。
- カウンセリングでお話したことは、本人の許可なくお話しすることはありません。また原則としてご家族の方にも本人の許可なくカウンセリング内のお話をしません。
- 自殺、自傷、他傷に関すること、または犯罪行為に関することについては守秘義務の例外となる場合があります。