はじめまして

心理カウンセラーの
片原典子です
人格適応論 想像型・感情型
16パーソナリティ INFJ-A(提唱者)
資格:公認心理師・看護師
- 九州女子大学非常勤講師
- レディースクリニック勤務
- 一般社団法人メンタルヘルス協会上級心理カウンセラー
- メンタルサポート研究所グループ心理カウンセラー
- NPOこころサポート活動会員
Private
好きなもの
海 元気なときも落ち込んだときも何時間でも眺めていられます
演劇鑑賞 美女と野獣 オペラ座の怪人
漫画・アニメ ミステリと言う勿れ 文豪ストレイドッグス 夏目友人帳
スタバ キャラメルマキアート
観葉植物 癒されます 水を与えるタイミングが難しい(ーー;)
大切な家族
家族 夫、子ども3人、義母
愛犬 現在9歳(ゴールデンレトリバー)♂ 2024/2月 脳腫瘍の摘出手術 抗がん剤内服中ですが元気です🐶
不安が強い子どもでした
幼少時代のお話
① 子ども時代
幼少期から口数が少なく大人しい子どもでした。自分の意見や気持ちを言わないので周りから何を考えているか分からないと思われていたため、友達を作ることも難しく人の中で過ごすことがとても苦手でした。
そんな私は子どもの頃から自分のことが嫌いで、「私はどうしてこんな性格なんだろう」「どうして自分の意見を言えないんだろう」「どうして人の中に入れないんだろう」そんなことばかり考えながら全く自信が持てない子ども時代。
しかも学校の先生から「あなたは大人しいからもっと元気に!」と言われるのがすごく嫌でした。なぜならその言葉はまるで大人しい自分がダメだと言われているような気がして、存在を否定している言葉にしか聞こえなかったからです。

② 安心できる場所がなかった
それともう一つは、家庭環境もありました。母親と祖母の喧嘩が絶えず、いつも間を取り持ち顔色を伺い、家族が壊れないように壊れないように壊れないようにと、自分のことは後回しでいつの間にか我慢することが上手な子どもになっていました。
そのため自分の気持ちを抑圧し続けた結果、「大変だったね」といわれても「別に」とか「そうかな」とか何も感じなくなっていたんですね。怒りも悲しみも恐れも嫌も寂しさも喜びさえもどこか他人事で、自分の本当の欲求や感情が分からず、相手が喜ぶであろう誰かを演じているような、そんな生き方でした。
③ 私の癒し
子どもの頃の私にとっていろんな世界を空想して楽しめるものが漫画です。その中で大好きな一つが「キャンディキャンディ」。内容の面白さは勿論ですが「言語と非言語」に興味を持ったことがきっかけで、「キャンディと同じ看護師になりたい」と決めたのは小学5年生のとき。
つまり、私はこの非言語の部分を知って「ああ話すだけがコミュニケーションではないんだ、言葉以外でも伝わるものや伝えられるものがあるんだ」と知った瞬間、少しだけ自分の存在価値を認められたような気がしたのです。今でも漫画オタクです(笑)

心理師になろうと思ったきっかけ
看護師時代のお話
小児科で受け持った5歳の女の子。退院が近づくと「退院したくない」と言っていました。「お母さんはいつもお姉ちゃんばかり。入院していればお母さんは私のそばに居てくれるから」と話してくれた女の子は何度も入退院を繰り返し、まだ幼い小さな体は悲鳴をあげてとうとう天国へ行ってしまいました。とても悲しくてもっと何かできたのではないかと、自分の未熟さを責めたこともありました。
心理師になろうと思ったきっかけは、看護師として入退院を繰り返す患者さんとの関わりの中で「元気になって退院していくのにまた症状が悪化して入院してくるのはなぜだろう」「もっと心の深い部分に抱えた問題があるのではないか」そんなふうに目に見える症状だけでなく目に見えない心の部分をもっと理解したいと考えたからです。
子育てで落ち込む
子どもは大好きで子育ても楽しみでしたが、いざ子育てが始まると、言うことを聞かない我が子に手を焼いてしまい、大きな声をあげていつも怒っている私がいました。子どもも私もだんだんと笑顔が減り、我が子を怒鳴ったりイライラすることに対して「優しく接したいのにそれができない」とずっと自分を責めていました。大好きな子どもなのにどう育てていいかわからなくなってしまったのです。

そして心理の世界へ
子育て中に放送大学へ入学、同時にメンタルサポート研究所グループに所属し、心理学・カウンセリングを本格的に学び始めました。
私はなぜ意見を言わないようにしてきたのか、なぜ人の中が苦手だったのか、なぜ子どもにイライラしてしまうのか、私の中にあった「なぜ?」が全部解決していきました。それは自分を守るために自分で決めた幼少期からの決断があったからです。
嬉しい変化
言うことを聞かない・悪さをする子どもの行動を理解できるようになっていき、同時に自分に対する気づきがいっぱいありました。自分のことは知ってるようで案外知らないことが多いものですね。まずは傷ついてきた自分を癒していくことでだんだんと子どもをそのまんま受け止められるようになったな~と思います。今もいろんなことは起こりますが、私も子どもも笑顔で過ごす時間が増え、子育てって面白いな~幸せだな~と感じています。
今も心のことを学びながら、自分の課題と向き合い定期的にカウンセリングを受けています。モノクロだった世界が自分の足元から色付いていくのを感じ、私は私のままでいいんだと思えるようになったことは大きな変化です。

メッセージ
いろんなことが起こる中であなたは十分に頑張ってこられました。今日まで生き抜いてきた自分を褒めてあげてください。そしてこれからは自分に優しく、誰かの助けを借りながら今より少し力を抜いて生きる心地良さがあることを知ってください。あなたはあなたのままで素晴らしい存在なのです。
出会ってくれてありがとうございます。
