ペアレント・トレーニング第2回目でした

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第2回:好ましい行動のほめかた

ホームワークの振り返り

 第1回で、子どもの行動を観察し、3つの行動シートを完成させました。その中で、子どもの好まし行動にプラスのストロークをあげてみるというホームワーク

  • うまくいったところ
  • うまくいかなかったところ
  • なぜうまくいったのか
  • なぜうまくいかなかったのか
  • 改善したいところ

を振り返りシェアをしました。

 皆さん、本当によく観察されており、ご自身の心身の状態によっても関わり方が違うことや、意識することでお子さんや家族との関係性が違ったということを具体的にお話しくださいました。

 この1か月間、まずプラスのストロークを意識してやってみたということが素晴らしいなと思います。

子どもが喜ぶストロークってなんだろう

 子どもが好きな関わりがどういうものかを考えることが大切です。

 あなたのお子さんは、どのような表情で、どのような身振りで、またどのような口調(声のトーン)で、どんな声の大きさで、どのような身体的接触をしながら、どのような言葉でストロークすると喜ぶでしょうか。

 他の子どもが喜ぶストロークだからといって、自分の子どもも喜ぶわけではありません。喜ぶストロークはオリジナル♪

 受講生の皆さんがそれぞれお子さんが喜ぶストロークを考えてシェアしたところ、本当にみんな違うんだな~と実感。

 そう考えると、お父さんお母さんが喜ぶストロークと、お子さんが喜ぶストロークも違うわけです。このペアレント・トレーニングを通して、お子さんの理解にも親自身の理解にもつながるな~と思います。

 次回は、「子どもが喜ぶストロークをあげた後の子どもの反応」をシェアするところから始めます。来月またお会いできるのを楽しみにしています。

次回

7月17日(水)10:30~12:30

ペアレント・トレーニングテキスト

発行:株式会社メンタルサポート研究所グループ

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この記事を書いた人

片原 典子のアバター 片原 典子 公認心理師・心理カウンセラー

海と星が好きです。
よく空想の世界を楽しんでいます。
反応がないときはあきらめずに
お声をかけてくださると喜びます。

想像型・感情型
INFJ-A(提唱者)

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