
退学したい
息子は中1終わりから学校に行けなくなり、中2から卒業まで不登校。
通信制高校を選んだものの、久々の人の多さに具合が悪くなり、入学式の日に「退学したい」と申し出たあの日。
すぐに結論を出す必要はなく、いつでも行きたいと思うときに登校できるようにと週5日制を選択しましたが、はてこの一年間で何日登校したのだろうか。
通信制の良いところは『欠席を気にしなくていいこと』。これは親にとってとても気が楽でした。
- スクーリング5日間
- 単位認定試験
- 年間レポートの提出
- 特別授業
作戦会議
だからといって放っておいても自主的に勉強やレポートをするはずもなく、あの手この手作戦。
どうも息子は勉強するにはモチベーションが大事なようで、「モチベがないとできない」とそこは素直に勉強をやらない理由をあげて、締め切りギリギリまで先延ばし。
ときには、目の前に人参をぶら下げたり、姉の力を借りて一緒に問題を解いたり、試験対策プリントをRPGに見立ててラスボスと闘いながら楽しんだり。ただ最初からテンション上げていたので途中で母も子も疲れ、途中から淡々と問題を解きましたが、体力と集中力が持続しない。
勉強しない期間がまる2年、中学の復習とはいえ、特に数学は理解するのが大変だったようで多分今もよくわかってないだろう。それでも最終的には今年度の単位認定要件はなんとかクリア。
無事に高校1年生を終えることが出来そうです。
感謝
「きついことも多かったと思うけどよく頑張った」と伝えると、「母ちゃんが一番頑張ったな、感謝してる」と言われ、イライラしたことも悲しくなったこともあったけれど、ぜーんぶ吹っ飛びました。
ま、それでもやると決めて、最後まで頑張ったのはあなた自身だからね。まずはお疲れさま。

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