心のコップと不快感情

 あなたの心のなかにコップ(容器)があると仮定して考えてみましょう

 コップの大きさは、皆さんの体験や経験によって違いますし、ストレスを感じたときの捉え方によってもそれぞれ違います。

 そして、「嫌だな、、、」「苦しいな、、、」「つらいな、、、」など溜めているストレス、不快感情を水に例えます。

 私たちは嫌な出来事があってもそのときの状況で我慢するしかなかったり、他にやることがある中でいちいち自分の感情に左右されてる場合じゃないと考えて、その不快な感情を見ないように感じないようにしていることが多々あります。

 見ないようにスルーした感情は、一見どこかに過ぎ去ったように感じますが、実は無くなったのではなく心のコップに少しずつ少しずつ溜まっているのです。

 そうしながら気づかないうちにいっぱいになった水は、ちょっとした刺激でコップからあふれ出てしまいました。

 このあふれた水が「痛み」です

 この痛みが症状となって、「こころ」に出る人もいれば「身体」に出る人もいます。

こころの症状
  • うつ
  • 涙がでる
  • 落ち込み
  • 引きこもる
  • キレる
  • 叩く
  • 怒鳴る
  • 逃げる  など
身体の症状
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 下痢・便秘
  • 高血圧
  • がん
  • 蕁麻疹
  • 自己免疫疾患  など

 日々いろんなことが起こるなかで、不快感情を0にすることは難しいですが減らすことは出来ます。

 感情処理を一緒にしていきましょう(*^^*)

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この記事を書いた人

片原 典子のアバター 片原 典子 公認心理師・心理カウンセラー

海と星が好きです。
よく空想の世界を楽しんでいます。
反応がないときはあきらめずに
お声をかけてくださると喜びます。

想像型・感情型
INFJ-A(提唱者)

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