感情処理をしたら咳が止まったお話

 先月2月の終わりから家族がコロナになり、そのあと自分がコロナで寝込みました。発熱、のどの痛み、鼻水などの症状が落ち着いたものの、咳だけがずっと残っていて、たまに咳き込み過ぎて吐いてしまうこともあり、夜も眠れずなんとなく体調不良がずっと続いていました。

 今月カウンセリングのワークショップを申し込んでいたので、先日カウンセリングを受けたところ、咳がピタッと止まりもの凄く呼吸が楽になったのです。

 初めは現在の場面での嫌悪感についてお話を聞いてもらっていたのですが、この嫌悪感というのは子どもの頃からあることに気づき、幼少期の頃に感じた未処理の感情を処理していきました。

 その場面で出てきた未処理の感情は「気持ちわるい」と「怖い」という感情。

 自分を守る盾を使い、私は「怖い」という感情を処理し、同時に「気持ち悪い(嫌悪感)」の感情を息で吐き出しながら処理をしました。

 するとだんだんと身体の力が抜けていき、気づけば咳が止まり、とても呼吸がしやすいことに気づいたのです。これが感情処理の凄いところ。

 この咳はコロナの症状でもあるけれど、カウンセリングを学んでいる私は抑圧した感情が身体の症状となって反応していることも知っているので、「あ~やっぱりメンタルの方だったか」と改めて感情処理の大切さを感じた一日でした。

 病院に行って検査しても、薬を飲んでも、なかなか効果を感じられないときは、抑圧した未処理の感情が影響しているかもしれません。そういう場合は、カウンセリングを受けてみられることをお勧めします。

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この記事を書いた人

片原 典子のアバター 片原 典子 公認心理師・心理カウンセラー

海と星が好きです。
よく空想の世界を楽しんでいます。
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想像型・感情型
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